「からすみの通販」にまつわる貴重な話

昔から伝わる伝統料理や、その土地ならではの名産品についていろいろ調べていくと、思いがけない貴重な情報にたどり着くことも少なくありません。
「日本三大珍味」のひとつとして、魚の卵巣を使った「からすみ」(唐墨)があり、長崎県では「ボラ」、香川県では「サワラ」が使われています。
からすみは、卵巣を塩漬けにした後、塩を抜いて天日干しにするという、手間の掛かる作業に特徴があります。
また、長崎にある「からすみの通販」に掲載されている写真を参考に説明すると、オレンジ系の色で明太子のような形をしている、といえばわかるでしょうか。
三大珍味だけあって、値段も高めですが、瓶入りのからすみ、からすみパウダー、からすみ茶漬けなどは、リーズナブル価格で入手できます。
実は、「お菓子のからすみ」もあり、岐阜県中津川市周辺に伝わる伝統菓子であり、子どもの成長と健康を願う「桃の節句」のお供え品にもなっています。
こちらは、米粉や上白糖を主原料にして蒸したもので、富士山のような形の羊羹をイメージできます。
また、「お菓子のからすみ」の名称は、「子宝の象徴」とされていた「珍味のからすみ」にあやかって付けられたといわれています。